ハーシュのこだわり

小麦粉

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ハーシュのパンは、北海道産の小麦粉『春よ恋』を使用しています。

何故、国産小麦 『春よ恋』なのか?

現在、日本で消費されている小麦粉の9割が外国産で、パン用については99%が外国産です。粉の性質がパンに向いていて作業性が良い事と、価格が圧倒的に安いからです。ではなぜ国産にこだわるのかというと

まず、安全性です。

外国産の小麦粉にはポストハーベスト(収穫後の小麦に農薬を直接散布する事)が行われています。産地から時間をかけて運ぶ間に、虫が湧いたりカビが発生するのを防ぐためで、ポストハーベストしていない小麦は輸入が認められていません。

一方、国内産は、ポストハーベストは禁止されています。パンを毎日安心して食べていただくために、できる限り安全な材料を使用したいと考えています。

その中でも、北海道産の『春よ恋』は小麦の甘味とモチモチとした食感が特徴で、国産小麦の繊細な滋味にあふれています。

そして、もう一つの理由として

食料自給率が40%以下といわれる日本において、できる限り日本国内の収穫物を使う事は、ほんとうに微力ですがこの国で暮らす子供達の未来を守る事と考えるからです。

ハーシュのパンにはこの『春よ恋』に、血糖値の上昇を緩やかにする事から、最近注目されてる小麦ブランや全粒粉、ライ麦などを混ぜて健康的で味わい深いパンを毎日手づくりしています。

 

野菜

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ハーシュでは、モーニングメニュー、ランチメニュー、お弁当などすべてのメニューに野菜をたっぷり作っています。

最近では、ベジファースト、ロカボなど健康を意識して食事を摂る方が増えてきていると感じます。

健康を維持するために、欠かせない野菜をたくさんおいしく食べていただけるように、野菜ソムリエの勉強をして、季節の野菜料理をそれぞれのメニューにたっぷりとり入れています。なかなか全てを、というわけにはいかないのですが、地元吹田の野菜も季節に応じて使っています。

ハーシュのお客様には、お若い独り暮らしの方や単身赴任でご家族と離れて暮らしている方も多くいらっしゃいます。例え週に1回、2回でも家庭的で、バランス良く、美味しく食べていただけたら嬉しく思います。もちろん、小さなお子様からご高齢の方まで安心して食べていただけるように、すべて手作りしています。

 

チキンカレー 

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ハーシュのチキンカレーのルーツは、夫の母の手作りカレーです。

もう、35年以上前のお話ですが、

母は、嫁いでまだ間もない私に、手書きのレシピを見ながら、時間をかけて玉ねぎをじっくり炒めて、すりおろした野菜と様々な調味料、スパイスを骨付きチキンでとったスープとトマトジュースで煮込んだカレーを作って、ご馳走してくれました。市販のカレールーで作ったカレーに慣れていた私には、その手づくりカレーは甘くて、辛くて、さっぱりしてて、とてもとても美味しかったのを今でも覚えています。

なのでハーシュを開店するときに絶対にメニューに入れようと決めていました。

甘くて、辛くて、さっぱりしてるハーシュのチキンカレーは私にとっても思い出のカレーです。